三五工務店の提案型住宅
【提案型住宅】とは、モデルハウスの建築を通して、新しい提案を行う住宅の総称です。
現在、三五工務店のすぐ近くに、ご見学いただける【提案型住宅】〈 Kita35 〉がございます。
これまでの提案型住宅をより進化させ、北海道で培われた素材や技術を生かした家づくりを形にしたものです。

このモデルに関しては数年に渡っての公開を考え、性能的にも思い切った新しい試みをしています。
壁の断熱材は高性能GWを350mm厚、サッシはこだわりをもって木製4重サッシをつくっているキマド社製を採用するなどして
Q値(熱損失係数)は0.65W/㎡Kを実現。

その他キッチンやインテリアにも個性ある専門企業と実験的に協働することで、よりクオリティの高い提案をしています。
それは単に性能だけでなく、住まう人のイマジネーションを心地よく刺激する素材選び、空間構成を目指し、
すべてにおいてバランスが取れた将来を見据えた家づくりの要素に溢れたモデルが【提案型住宅】〈 Kita35 〉なのです。
見学のご予約・お問い合わせ/三五工務店 設計室



三五工務店も毎年数棟、いわゆる【建売住宅】を手掛けておりました。
あまり積極的に告知をしないままでいましたので、「初めて聞きました。」という方も多いことでしょう。
秘密にしていたつもりはありませんが、大々的な広告宣伝をしてきませんでした。
それにはそれなりの訳があるからです。

三五工務店の新築工事の進め方は、<企画型住宅~そもそも三五工務店は。>で触れさせていただきましたが
お客様のご意向を何より大切にしながら「ご一緒に家づくりをしていきましょう。」というものです。
工事の時期についても同様に、お客様のご要望を最初にお聞きして、出来るだけご意向に添うよう調整を始めます。
結果、秋以降からお話をいただく場合は、特別の事情がなければ
「春の雪解けを待って工事をスタートしましょう。」となることが多くなっているのが通例です。

今では、冬期間の工事でも品質を確保する手法は充分確立しているのですが
「自信があるから絶対冬工事にしましょう。」と無理強いはしていないからです。
もう少し「冬でもこんな工夫をしているので大丈夫なんですよ。」と大いにアピールしていかなくてはならないのですが
それはまた別の機会にすることとして、話を進めます。

お客様の冬期間の工事が少なくとも、大工さんをはじめとする職人さんの仕事は最低限確保しなくてはなりません。
そこでの切り札が、いわゆる【建売住宅】なのです。
自社で確保した敷地に建物を建てて、完成したら土地建物合わせてお譲りします、というものです。
そのような理由で行っていた三五工務店の【建売住宅】ですが
いくつか問題、…というよりジレンマ、歯がゆい想いがございます。

三五工務店と【建売住宅】との相性に起因することです。
独断と偏見だと割り引いて聞いていただきたいのですが
一般に住宅は造るものではなく買うものとお考えの方がいわゆる【建売住宅】の購入を検討されています。
さらに言うと、その検討基準の中で大きなものは2つ
どこの場所にあるかと全体金額がいくらなのかというものです。

場所はともかく他社との価格競争に勝ち残るためという理由で
本来あるべき建物の性能を削るということをしないというのが三五イズム。
それをお分かりいただきたいのですが、想いをお伝えするに至る前に
価格で検討の外に追いやられてしまうことが多いのです。

一方、三五工務店をすでにご存知で、もう少し価格が安く建てられるならばぜひにと思っていただいている方
三五ファンの方々にも申し訳のないことになっています。
弊社の注文住宅の施工例のイメージを想い描き、あんな感じでこの価格、この場所でと夢を膨らませた方には
その姿はあまりにも三五らしくない。
実物をご覧いただいて多分がっかりしたお気持ちにさせていたことと思います。

価格を抑えるには(目に触れないところを変えるわけにはいかず)
目に見える部分、仕上げをごく一般的なものにしたり既製品の活用などに頼らなくてはならないからです。
結果的に道産材はおろか自然素材の採用やオリジナル造作を積極的に取り入れることができないのです。
採用するとさらにコストアップに繋がるからです。
プランや全体のつくりも個性的なものを取り入れるには至らないことになっていました。

告知を大々的にしなかったのは、広告コストを押さえたいことと
三五ファンの皆様の想いとの間にギャップがある建物になっていることに
我々自身も気が付いていたからなのです。
後者の理由は企画型住宅へと発展する要因ともなるのですが
【建売住宅】をどうしたらよいか、いろいろと(陰ながら)摸索をしておりました。
三五のブランドを脱ぎ去り、価格競争の荒波に漕ぎ出す決心をしたこともありました。
外部の設計士"建築家"と呼ばれている方とコラボして"デザイナー住宅"なるものを建ていったら良いかなど試行錯誤・・・。

結論はこうです。
どうせ建てるなら"三五工務店らしい建売住宅すまい"をというものです。
一番シンプルで最も正統なものです。価格を抑えながらでも、きっと出来るはずです。
考えてみるとこんなチャンスはありません。
社内的な承認承諾と価格の折合いさえつけば
設計担当・工事担当の想いをいつも以上にストレートに形に出来るのですから。

そんな思いがビッシリ詰まった建物はもう建売住宅とは呼ばせません。
そうして生まれたのが【提案型住宅】なのです。
見学のご予約・お問い合わせ/三五工務店 設計室



このページの先頭にもどる