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暮らしのレポート

将来の選択肢を広げる、資産価値が高い建売住宅への住み替え

将来の選択肢を広げる、資産価値が高い建売住宅への住み替え

三五工務店では注文住宅や企画住宅のほかに賃貸・建売住宅ブランド「TOU(棟)」も展開しています。
コンセプトは、利便性に優れた立地条件、注文住宅と変わらない高いデザイン性、
道産木材の活用による付加価値がそろった「高い資産価値」のある家。
住むことはもちろん、賃貸運営や資産運用にも適しています。

そんなTOU(棟)シリーズのうち建売住宅を購入された、
30代のご夫婦と小学生のお子さん2人が暮らすHさんのお家のご紹介です。

将来に備えた、価値の変わらない住宅

Hさんは1人目のお子さんが生まれる直前にほぼ新築の一軒家を購入し、7年住んだ後に売却を決断。
売却先が決まるとすぐに三五工務店にご相談いただき、
数件のモデルハウスの中から選ばれたのが当時建売住宅としてご案内していたTOU(棟)でした。

住みごこちが良いことは大前提として、Hさんが重視していたのは、
特別感があるデザイン性や交通アクセスなどの利便性、そして資産価値を保てる家であること。
資産価値にこだわるのは、旦那さんの「将来の選択肢を広く持てるようにしたい」という合理的な哲学によるものです。

「まだまだ先ですが子どもたちが独立したり、時代とともに仕事の仕方が変わったら、住み替えたくなるかもしれません。

そうなったときに今の家を売ったり賃貸に出したりして、自分たちが望む道へ進める状況をつくっておくのが大切だと思っています」とのことでTOU(棟)のコンセプトとも合致。

建売のTOU(棟)は、居住性もデザイン性も妥協していませんが、
複数戸同時に施工することや設計を共有することでコストダウンしており、資産価値の面でも有利。
アクセスが良い都心部でなおかつ、3階建にして1階にガレージを確保するなど居住性や機能性も十分。
さらに旦那さんは「かっこいいし、素材にもこだわっているので、
年月が経っても価値を保ち続けるはず」と高評価でした。

地元に貢献する道産材の家

旦那さんと三五工務店とはもともと仕事でのお付き合いがあり、
業界こそ違うものの、「地域社会への貢献を考えて行動する」という理念が共通していました。
北海道産材にこだわって設計・施工する三五工務店の姿勢に共感し、
「家のコンセプトやバックストーリー含め、地場産業としての一貫性があるところが素晴らしいと感じています」と話します。

Hさんの家は、外壁に道南スギの板張り、リビングに道産カラマツの天井あらわし、
床には下川町産のナラの無垢材を使っています。
「デザイン性も良いし、住み心地も良いです。無垢材の床は気持ち良くて、裸足で過ごしたくなります」
木と鉄・石をつかった空間づくりをはじめ、三五工務店の注文住宅と変わらない基準・品質で建てながら、
建売住宅としての価値を追求しているのがTOU(棟)の特徴です。

住んでいることが嬉しくなるデザイン性

Hさんが注文住宅ではなく建売住宅のTOU(棟)を選んだのは、
「家に詳しくない自分の要望でつくるより、家のプロが考え抜いた家の方が良いと確信しているからです。
自分の仕事でも感じるのですが、本業に任せるのがいちばん良いと思っています。
実際、この家で暮らしていてとても快適です」。

外観・内装ともに気に入っていただいており、
「こだわり抜いたデザイン性を感じるのは以前の家との大きな違いで、満足度が高いですね」。
特にお気に入りなのは、2階リビングから3階まで続く吹き抜けのカーテンウォール。
「夜に仕事から帰ってきたとき、大きな窓から漏れる光を外から見るといまだに感動します」と旦那さん。
そのほかにも、玄関へ入ってすぐのフリースペースやガレージの一部がガラス窓という仕様については
「抜け感があるデザインで、あえて見せる美学があり、非日常感を貫くかっこよさを感じます」。

その上で、暮らしている人のプライバシーも守るように配慮されており、
大きな窓越しでも周囲の目が気になることはありません」とのことです。

自然と生まれた家族それぞれの時間

この家は23階が居住スペースで、1階はガレージと旦那さんの仕事場。
この仕事場は、もともとフリースペースだったところに棚を造作する程度の最小限の追加作業で完成。
デスクや本などの仕事に必要なものに加えて、アウトドアグッズや野球のユニフォーム、
スニーカーなど趣味のものも置かれた旦那さんのための部屋です。
玄関側がガラス窓になっているため、
「見られる場所にはかっこいいものを置いておこうとか、きれいにしておこうという美意識が働くので、
自然と室内が片付いて良いです」と旦那さん。
以前は個人の部屋がなく、オンラインでの打ち合わせを寝室でしていたそうですが、
今は「仕事は1階で終わらせ、家族とのスペースである上には持ち込まない。
仕事に行くときは1階で着替え、気持ちも切り替えて出発する」など、
仕事のメリハリもつくようになったとのこと。

メリハリがついたのは旦那さんだけではなく、「子どもたちも自分の部屋にいることが増えた」と奥さん。
以前の家ではお子さんたちがダイニングで宿題をしていたそうですが、
TOU(棟)に越してからは、3階のフリースペースにある机へ向かう流れがいつの間にかできたそうです。
お子さんたちが別の階にいても、吹き抜けを通して様子を感じ取れるので、ご夫婦にとっても安心感があります。
「家族それぞれが、自分のことをするときには自分の場所へ行くようになりました。
私たち夫婦も自分たちの時間を作れる理想的な暮らし方だと思います」

グループ会社が家具をコーディネート

TOU(棟)の間取りは、キッチンスペースなど必要なところにスペースが割かれており、
トイレ・洗面室・浴室が一箇所にまとめられているなど、効率的。
「以前の家の方が面積自体は広いのですが、家具を置くとデッドスペースができたりと、
今にして思うと無駄に広かったという印象でした」 と話します。

さらに家のポテンシャルを最大限に生かせるよう、
三五工務店の家づくりを理解しているグループ会社の35designがインテリアコーディネートを担当。
「せっかくかっこいい家なのに家具で台無しにするのはもったいないので、
家具についてもプロにすべてお任せしました」

ナチュラル色の木が多く使われているので、メリハリをつけるために、
ダイニングの家具などはグレー系の色でご提案。
既製品のチェアと合わせた色の天板でダイニングテーブルを造作するなど、
質感や
雰囲気を統一しながら、使い勝手がよく、
耐久性の面でも飽きがこないという面でも長く使えるものをセレクトしています。
ご家族からの唯一のご要望だった「寝転がれるソファ」は、リビングでのご家族の過ごし方を想像しながら、
座面の奥行にこだわった、ゆったりめのものをご用意しました。

TOU(棟)のコンセプトや家具提案も含め、35GROUPが提案する暮らし方がフィットしたHさんご家族。
今後どのような選択をすることになるのかはご家族自身にも分かりませんが、
しばらくは利便性・デザイン・機能性がそろったこの家で楽しく過ごされることでしょう。