和光小学校で大工の出前授業を行いました。
私たち35GROUPは社会貢献活動の一環として
地域や北海道がより豊かになるように森林保持ボランティアや公園の清掃
青少年の健全育成を図るため大工の出前授業を行っております。
昨年に続き、地域の和光小学校三年生図工の時間に大工出前授業を開催いたしました。
今回は北海道のご協力のもと、
木育教材の『木育の玉手箱』や『HOKKAIDO WOOD』のロゴ入りエプロンをお借りしました。
木育の玉手箱は、五感を通して木と触れ合うツールとして
樹種が異なる木の板や輪切り材、年輪を数えるためのルーペなどが入っています。
授業では木の種類を知ってもらう際に活用しました。
子どもたちと先生、私たちスタッフみなでお揃いのエプロン着けて授業スタート!
授業内容は…
・三五工務店のこと
・木や森、木材の種類や活用方法
・大工のしごと内容
・釘打ちのレクチャー
・木材を使用した工作
三五工務店が制作した森の動画を一緒に見て、木や森のこと、木が家になるまでの過程など
子どもたちと質疑応答を交えながら授業を行いました。
「森を守るために、なぜ木を切るのか?」という説明に対して
「へぇ、知らなかった!」「そうなんだ!!」と驚きながらも
真剣なまなざしで話しを聞く姿がとても印象的でした。
そして、工作を始める前に天羽大工・清水大工を中心に釘の打ち方をレクチャー。
子どもたちは興味津々な様子で大工の手元を見つめていました。
釘打ちを学んだあとは工作体験。
実際に建築現場で出た端材を使用し
子どもたちが自分で考えた設計図をもとに大工と一緒に作りました。
作りたい形にするためには釘をどうやって打ったらいいのか?など
私たちも一緒に考えながら作業を進め、とても楽しい交流の時間となりました。
また子ども同士で協力して作業する姿も見られ、とても感動しました。
授業終了後には
『楽しかった!もっと色々作ってみたい!』『将来大工さんになりたい!』と
元気いっぱいに話してくださり大変嬉しく思いました。
子どもたちの楽しそうな様子や真剣に取り組む姿から刺激を受け
私たちにとっても通常の業務では味わえない貴重な経験となりました。
後日子どもたちと先生よりお手紙をいただき、授業の感想やイラストが丁寧に描かれており社員一同大変感激いたしました。
大工出前授業を通し、作業の工程や最後まで仕上げる達成感など、木工を通じてものづくりの楽しさを体験することで
『社会体験』や『木育』につながると考えています。
今後もこのような活動を大切にし、子どもたちにものづくりの楽しさを伝え
建設業に興味を持っていただくきっかけづくりとして地域への恩返しを続けてまいります。
最後になりましたが、出前授業にお声掛けいただきました和光小学校の皆様誠にありがとうございました。