和光小学校で大工の出前授業を行いました。
私たち35GROUPは地元に根差す工務店として、子どもたちが大工の仕事や家づくりのこと、木について興味を持つきっかけづくりのために、
以前より大工出前授業を行っております。
本年は6月20日(木)に和光小学校3年生の図工の時間にて、大工出前授業を開催いたしました。
授業では、三五工務店の仕事の説明をした後、
木について”森は古い木を切っていかないと森として生きていけない”ことを動画を見ながらお話しました。
実際に家づくりの材料となっている太い木材を見せると、
「すごい!こんなに大きいんだ!」と驚いていたのが印象的でした。
そして工作を開始する前に、北澤大工から釘打ちのレクチャー。
子どもたちと一緒に釘打ちの練習を行う場面や、釘を抜く方法の説明では、興味津々の表情が見られました。
釘打ちのレクチャーが終わった後は、事前に子どもたちが準備していた設計図を元に作品づくりをスタート。設計図通りの形にするにはどこに釘を打てばよいのかを一緒に考え、とても楽しい交流の時間になりました。さらに子どもたち同士で協力して作業する場面も見られたのが印象的でした。
木材を作品に合う形にするため菅原大工が子どもたちの希望に合わせてカットする場面では、難しい希望に難なく応えている姿に、子どもたちも感動していました。
釘打ちを初めて体験する子がほとんどの中、授業終了後には「楽しかった!」「将来は大工さんになる!」という声が上がり、大変嬉しく思いました。
子どもたちのエネルギーやものづくりを楽しんでいる姿に刺激を受ける1日となりました。
私たちも通常の業務では味わえない貴重な体験をさせていただいたことに感謝申し上げます。
また今回も北海道のご協力のもと、『HOKKAIDO WOOD』のロゴ入りエプロンをお借りしております。
後日子どもたちと先生よりお手紙をいただきました。
イラストと共に「楽しかった」という言葉が多く書かれており、社員一同大変感激いたしました。
今後もこのような活動を大切にし、地域への恩返しを続けてまいります。
最後になりましたが、出前授業にお声掛けいただきました和光小学校の皆様、誠にありがとうございました。